桜川市の人口減少問題に本気で向き合う。少子化対策と関係人口づくりで未来を変える

桜川市は、約52,000人のまちとしてスタートしましたが、わずか20年で約35,000人まで人口が減少しました。

減少率は約3割と高く、2022年に桜川市は県西地区唯一の過疎地域に指定されてしまいました。

今はまだ大きく実感しにくい部分もありますが、その影響は、私たちの暮らしの中に静かに現れ始めています。

たとえば――

  • 真壁地区では、かつて4つあった小学校と2つの中学校が、統合により1つに減りました。
  • 商店も少なくなり、このまま進めば、スーパーなどが撤退した際に買い物が難しくなる方が出てしまいます。
  • 高齢になったとき、病院へ通うことが今より大きな負担になる可能性もあります。

こうした変化は、今すぐではないものの、“少しずつ、確実に” 私たちの生活へ影響し始めています。

私もこのまちで暮らす一人として、この状況に強い不安を感じています。

だからこそ、今こそ人口減少・少子化に向き合い、“桜川市だから選ばれる、子どもを育てやすいまち” をつくっていく必要があります。

小林かつのり

私は美容室を経営しながら、国内外の企業のマーケティング支援に携わってきました。

商品やサービスの魅力をどう伝えるか、どうすれば選ばれるのか。その視点から企業の成長をサポートしてきました。

この経験を、桜川市の人口減少対策にも活かしたいと考えています。

現在私は、個人活動として、子育て中のご両親、学生、移住者・地域おこし協力隊など、多くの方に桜川市の魅力や課題をヒアリングし、まちの改善策を日々リサーチしています。

そして、桜川市の情報サイトを運営しています

そうした中で、桜川市に住んでいるからこそ気が付かなかった魅力と課題が、いくつも見えてきました。

たとえば――

桜川市の真似されにくい独自の強み(文化・山・歴史)を磨き、選ばれる理由をつくる

● 旧校舎などの施設を活用し、猛暑でも子どもや高齢者が安心して過ごせる拠点を整える

● 首都圏から近く「熊のいない安心安全な山」という特徴を活かし、山の環境を整え魅力を発信する

● つくばエリアの駅・医療機関へのアクセス性を高め、訪れる人・働く人を増やす

●住民だけでなく、桜川市に定期的にかかわってもらえる方々(関係人口)を増やし、 地元に「お金が落ちる仕組み」をつくり、増やしていく

他の地域では失われつつある日本の文化や風景を守り、次の世代へしっかりつないでいく。
こうした文化的な価値は、これから確実に、今以上に重要になります。

こうした取り組みを積み重ねれば、「子どもをここで育てたい」「桜川市に住んでみたい」そう思ってくださる方は、必ず増えていきます。

“オンリーワンのまちづくり” です。

しかし、何も手を打たなければ、人口はこの先も減少し続け、学校やスーパー、病院が遠くなる未来が近づいてしまいます。

小林かつのり

まだ、間に合います。

大切な桜川市の文化も、人のつながりも、暮らしやすさも、今なら次の世代へ残していくことができます。

幸いなことに、桜川市には昔からこのまちを心から大切にし、行動してきた方々がたくさんいます。
その代表例は、今では全国的にも知られるようになった「真壁のひなまつり」
です。

そして、その思いは次の世代にも確かに受け継がれています。
まかべ朝市や、まかべ横丁などのイベントを立ち上げ、町を元気にしようと尽力してくれている若い世代の姿もあります。

私自身も微力ではありますが、私費と市の協力を得ながら、真壁の伝統的な町並みを守るため、伝建地区の空き家補修を行なっています。

また、美容やマーケティングに興味のある学生などへ技術や知識を無償で提供し、若い世代や地域サービス維持に協力しています。

桜川市の未来を、私たち自身の手でより良く作っていく。

そのために、私はもう一歩を踏み出す決意をしました。

一緒に、桜川市のこれからを育てていきましょう。

小林かつのり

プロフィール

生まれも育ちも桜川市。
ヨーロッパ文化圏を中心に世界を巡り、イギリスにも留学しました。
そこで改めて気づいたのは、日本文化の奥深さ、そして真壁に息づく伝統や歴史の素晴らしさでした。

今は、これまでのキャリアで身につけてきた経営スキルやマーケティングの知識を活かし、
地域文化の保存や継承に力を注いでいます。

活動団体【小林かつのりと桜川市まちづくりの仲間たち政策研究会】代表

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