独自のプロセス
くせ毛や髪の広がりに悩む人は多くいます。30年以上美容師を続けてきたなかでも、お客さまから相談されることが多い髪の悩みのひとつです。
そして私自身も、長年くせ毛に悩んできた一人でした。
初めてサロン専売のシャンプーを使ったときの感動は、今でも忘れていません。
どうやってもまとまらなかった髪が、サラサラとまではいかなくても、それまでより滑らかに、まとまりやすくなったからです。
それ以来、私の美容師人生のひとつのテーマになったのが、「くせ毛や広がりを、どうすれば扱いやすくできるのか」でした。
くせ毛がまとまりやすくなるカット方法はないか。
パーマやストレート施術ではどうか。
毎日のシャンプーやトリートメントで、もっと扱いやすくできないか。
自分の髪だけではなく、お客さまのさまざまな髪質と向き合いながら、カット、薬剤、ヘアケア商品、成分について学び、試してきました。
そしてたどり着いたのが、「美容室で一時的に整えるだけではなく、毎日のシャンプーとトリートメントから、くせ毛や広がりを扱いやすくする」という考え方です。
その考えをもとに、必要な成分を選び、配合を検討し、試作と検証を重ねながら、シャンプーとトリートメントのレシピを作り上げました。
独自の技術
レシピの構想はできても、それを実際の商品にするには、いくつもの技術的な課題がありました。
私には自社工場もなければ、化粧品を製造する設備もありません。また、私が求める成分や仕上がりを実現するには、ヘアケア製品について高い製造技術と経験を持つ技術者の力が必要でした。
実際にいくつかの企業にも協力していただきましたが、どうしても私が求める仕上がりには届きませんでした。
そこで協力をお願いしたのが、私自身が20年以上愛用し、経営する美容室でも長年取り扱ってきたヘアケアメーカー、アルペンローゼ株式会社です。
同社のルーツは1977年。サロン向けヘアケア製品のメーカーとして始まり、約半世紀にわたりヘアケア製品の開発・製造に携わってきました。
さらに1986年にはアロマテラピーと出会い、精油を製品づくりに取り入れ、その後も植物由来の原料や精油を活かしたヘアケア製品の研究開発を続けてきた企業です。
私が目指していた「植物の力とアロマを活かしながら、くせ毛や広がりを扱いやすくする」という商品づくりと、アルペンローゼが長年培ってきた技術には、多くの共通点がありました。
一美容室のオーナーからの依頼を受けてもらえるとは思っていませんでしたが、何度も交渉を重ねた結果、共同開発が実現。
茨城、長野、東京へ実際に足を運び、オンラインでも研究室と何度もやり取りを重ねながら、試作と改良を進めました。
30年以上、くせ毛をはじめとするさまざまな髪と向き合ってきた美容師としての経験。
そして、
約半世紀にわたりヘアケア製品を手がけ、植物原料や精油を活かした製品づくりを続けてきたアルペンローゼの研究開発・製造技術。
この二つを組み合わせることで、私一人では実現できなかったシャンプーとトリートメントを形にすることができました。
独自の配合・材料・素材
私は、くせ毛や広がりをまとめるという目的を達成するだけでなく、いくつかのこだわりがありました。
毎日使うものだからこそ、安心して使い続けたいと思えるものにすること。そして、どれだけ良い商品でも、高価すぎて使い続けられなければ意味がないと考えました。
くせ毛は髪内部の水分バランスが不均一になりやすく、乾燥するとまとまりにくさや広がりにつながります。だからこそ、毎日使うシャンプーでは、髪や頭皮を過剰に洗いすぎず、うるおいを守りながら洗うことを大切にしました。
そこで、洗浄成分には植物由来のアミノ酸系洗浄成分を中心に採用。
さらに、髪の主成分であるケラチンに着目し、羊毛由来のケラチンを配合しました。
そしてもう一つ、どうしても取り入れたかったのが、私が生まれ育った桜川市の「桜」です。
桜川市は古くから桜の名所として知られてきた土地。そこで、サクラ花エキスを配合するとともに、アロマを取り入れ、春を感じられるような香りと使用感を目指しました。
植物由来のアミノ酸系洗浄成分、羊毛由来ケラチン、サクラ花エキス、そしてアロマ。
くせ毛や広がりに悩んできた美容師として「髪に何が必要なのか」を考える一方で、毎日使い続けられること、そして桜川らしい商品であること。その両方を考えて組み立てた配合です。
品質証明・試験プロセス・認証
今回の商品づくりで大きな支えになったのが、アルペンローゼが長年にわたり蓄積してきたヘアケア製品の研究開発と原料に関する知見です。
アルペンローゼは、自社ブランド「ラ・カスタ」をはじめ、植物由来の原料や精油を取り入れたヘアケア製品を長年開発してきました。
今回採用した素材についても、同社がこれまでの商品開発のなかで扱ってきたものがあり、まったく未知の素材を一から評価して商品化したわけではありません。
これまで蓄積してきた原料についての知識や製品開発の経験を活かしながら、今回のシャンプーとトリートメントの処方開発を進めました。
私が求めた成分や仕上がりを、単に配合するのではなく、長年ヘアケア製品を作り続けてきたメーカーの知識と経験の上で商品にする。
それも、この商品の品質を支える大切な要素だと考えています。
専門性
この商品には、二つの異なる専門性が生かされています。
一つは、美容師として30年以上、お客さまの髪を実際に見て、触れて、施術してきた現場の経験です。
くせ毛と一言でいっても、髪の太さや硬さ、ダメージの状態、カラーやパーマの履歴などによって、髪の状態は一人ひとり違います。
私自身もくせ毛に悩みながら、美容師としてさまざまな髪質のお客さまと向き合い、「何をすれば扱いやすくなるのか」を現場で考え続けてきました。
そしてもう一つが、ヘアケア製品を研究し、実際に製品として形にする専門性です。
共同開発したアルペンローゼは、1977年からサロン向けヘアケア製品の開発・製造に携わり、自社ブランド「ラ・カスタ」などを通して、植物原料や精油を取り入れたヘアケア製品を長年開発してきました。
髪を扱う美容師の現場経験と、それを製品にする研究開発の専門知識。
どちらか一方だけではなく、この二つの専門性を持ち寄って開発したことも、このシャンプーとトリートメントの特徴です。
企業規模
サクラマカベルは、桜川市を拠点に美容事業などを展開する私と、全国でヘアケアブランドを展開するアルペンローゼ株式会社との共同開発によって生まれました。
私は30年以上、美容師としてお客さまの髪に直接触れながら、くせ毛や髪の広がりをはじめとする、さまざまな悩みと向き合ってきました。
一方で、美容室を経営するなかで、ずっと考えてきたことがあります。
「美容を通じて、もっと何か面白いことができないだろうか?」
美容室や美容師という仕事の可能性を広げるため、協力してくれる事業者とともに、エステ、リフレクソロジー、ヘッドスパ、まつげエクステンション、よもぎ蒸しなど、さまざまな美容・健康サービスにも取り組んできました。
さらに、美容による地域貢献として、マーケティングの経験をもとに地域メディアを運営するほか、桜川市・真壁の地域資源を活用した事業などにも活動を広げてきました。
そうした美容への取り組みや、桜川から新しい商品を生み出したいという構想にアルペンローゼ社も共感し、何度も話し合いを重ねた結果、共同開発が実現しました。
アルペンローゼは、1977年からヘアケア製品の開発・製造に携わり、「ラ・カスタ」などのブランドを展開してきたメーカーです。
また、北アルプスの麓・長野県大町市を拠点の一つとし、植物や自然の力を活かした製品づくりに長年取り組んできました。
自然の恵みを活かしたヘアケアをつくること。そして、商品を通じて地域や自然とのつながりを大切にすること。そうしたアルペンローゼの考え方には、私がサクラマカベルで実現したいことと重なる部分がありました。
私にとって今回の共同開発は、単にシャンプーを製造してくれる会社を見つけた、ということではありません。
地域に根ざし、お客さまと直接向き合ってきた美容事業者の経験や発想と、長年ヘアケア製品を開発・製造し、全国へ展開してきたメーカーの事業基盤。
規模も役割も異なる二者がそれぞれの強みを持ち寄り、地域の美容室から生まれた一つの構想を、商品として形にすることができました。
そこにも、サクラマカベルの一つの特徴があります。
統計データ・実績
私がアルペンローゼに共同開発をお願いした理由の一つに、私自身が20年以上、同社の「ラ・カスタ」を使い続けてきた経験があります。
ラ・カスタは、1996年に「植物の生命力と癒し」をコンセプトに誕生し、2026年で30周年を迎えた日本生まれのヘアケアブランドです。
これまで『anan』『美的』『MAQUIA』など数多くの美容メディアで紹介され、さまざまなヘアケア製品がベストコスメなどを受賞してきました。
さらに、高級ホテルのアメニティとしても採用されるなど、美容室だけでなく幅広い場所で使われてきた実績があります。
私にとってアルペンローゼは、単に実績のあるヘアケアメーカーというだけではありません。
20年以上、自分自身が商品を使い、美容師としてもその品質を見てきたメーカーです。
ラ・カスタが大切にしているのは、「植物の生命力と癒し」という考え方です。植物原料や天然精油を取り入れ、北アルプスの麓・長野県大町市で長年ヘアケア製品をつくってきました。
サクラマカベルも、その長年培われてきたヘアケア製品の研究開発・製造技術を活かしてつくられています。
アルペンローゼは、「植物の力」を大切にした製品づくりを長年続けてきました。
私はその考え方や培われてきた技術を尊重しながら、サクラマカベルでは「自然由来」という視点から商品づくりを考えることで、このブランドならではの価値をつくりたいと思いました。
植物由来のアミノ酸系洗浄成分やサクラ花エキス、アロマを取り入れる一方、くせ毛や広がりを扱いやすくするという目的から、植物由来だけに限定せず、羊毛由来のケラチンなども採用しました。
植物由来の原料について長年の知見を持つアルペンローゼの協力を得ながら、植物だけに限定せず、自然由来の原料の中から、くせ毛や広がりに悩む髪に何が必要なのかを考えて選ぶ。
それが、サクラマカベルの配合に対する考え方です。
そして、商品づくりのもう一つの特徴が「水」です。
アルペンローゼが拠点を置く長野県大町市は、北アルプスの豊かな水に恵まれた土地です。ラ・カスタでは、北アルプス山麓の地下100mを流れる軟水を化粧品づくりに使用しています。
同じ大町市には「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」もあり、サントリーもこの地域を北アルプス天然水の採水地としています。
サクラマカベルにも、この北アルプスの水を使用しています。
30年にわたり育てられてきたヘアケアブランドの実績。
美容師として20年以上、その商品を使い続けてきた経験。
美容メディアでの評価や、高級ホテルのアメニティとして採用されてきた実績。
そして、北アルプスの麓で培われてきた研究開発・製造のノウハウ。
そうした実績の積み重ねも、私がアルペンローゼとサクラマカベルを共同開発することを決めた理由の一つです。
社会的根拠(試作品の口コミ)
開発途中の試作品は、私自身が使用するだけでなく、実際に美容室のお客さまにも使っていただき、使用感や仕上がりについて意見を聞きながら改良を重ねてきました。
この時点ですでに、**「完成したら買いたい」「今まで使ったシャンプーの中で一番いい」**などの声をいただいていました。
開発も最終段階に入り、私自身も「もう十分に満足できるものができた」と思っていた試作品がありました。
ところが、それを使っていただいたお客さまから、こんな声をいただきました。
「シャンプーを泡立てているときや、すすいでいるときに、もっと髪が絡みにくくなってほしい」
私自身が良いと思うだけではなく、実際に使うお客さまがどう感じるかが大切です。
そこで、ほぼ完成だと思っていた段階から、もう一度処方を見直しました。
お客さまから指摘された「洗っているとき」「すすいでいるとき」の使用感について、さらに改良を加えたのです。
その後の試作品を使っていただいたお客さまからは、
「もう、ほかのサロン系シャンプーには戻れない」
という声までいただくようになりました。
さらに、商品化までの経緯を知るお客さまからは、
「完成まで待てない」
という声もいただき、正式発売前から予約も入っています。
視覚的根拠(別途画像が必要)
サクラマカベルを試していただいたお客さまからは、髪のまとまりや扱いやすさについて、さまざまな変化を感じたという声をいただいています。
「くせがなじんで、まとまりやすくなった」
「髪が広がりにくくなった」
「毎日使っていたヘアアイロンを、使わなくてもいいと思える日が増えた」
「髪の滑りがよく感じられて、アイロンをかけるのが楽になった」
中には、周囲の人から**「ストレートパーマをかけてきたの?」**と聞かれたという方もいました。
また、継続して使った方からは、**「使っていくうちに、髪質まで変わってきたように感じる」**という感想もいただいています。
こうした変化は、言葉だけで伝えるのではなく、実際に使用した方の髪を写真で記録し、使用前と使用後で、髪の広がりやまとまりがどのように見えるのかを確認できる形にしていきたいと考えています。
商品・サービスの差別化要因
サクラマカベルをつくるうえで、私が目指したことは明確でした。
「毎日のシャンプーとトリートメントで、くせや髪の広がりをもっと抑えることはできないだろうか」
私自身、長年くせ毛に悩んできました。
そして30年以上、美容師としてさまざまな髪に触れるなかで、くせ毛は乾燥しやすく、絡まりや広がりなどによって扱いにくさを感じることが多いと考えてきました。
それなら、毎日のヘアケアから髪の乾燥や絡まりに着目することで、くせや広がりを少しでも抑えられるのではないか。
そこから、サクラマカベルの商品設計を考えました。
毎日使うシャンプーだからこそ、髪をできるだけ乾燥させず、うるおいを守りながら洗うことを目指し、洗浄成分には植物由来のアミノ酸系洗浄成分を中心に採用。特に、泡立ちや泡の質、洗っているときの使用感まで考えて成分を選びました。
また、髪の主成分であるケラチンに着目し、羊毛由来のケラチンを配合。さらにスクワランなどを組み合わせ、髪の滑りやまとまり、指通りまで考えた処方を目指しました。
「くせや広がりを抑えるために、髪に何が必要なのか」目的から逆算して原料を選ぶ。
それが、サクラマカベルの基本的な考え方です。
そして、故郷・桜川を象徴する成分として、美容分野で抗糖化作用などが研究されているサクラ花エキスも配合しました。
さらに、こだわったのは中身だけではありません。
植物由来原料を多く取り入れた処方であることも考え、600mLの商品には、内容物を光や空気の影響から守るため、遮光性があり、内容物が空気に触れにくい真空タイプの容器を採用しました。
毎日のヘアケアの中で、くせや広がりをできるだけ抑え、まとまりやすく、扱いやすい髪を目指す。
その一つの目的から逆算して、洗浄成分、毛髪ケア成分、使用感、香り、そして容器まで考えたこと。
そこが、サクラマカベルの商品づくりにおける大きな特徴です。
価格体系
どんなに良いシャンプーであっても、価格が高すぎて使い続けられなければ意味がありません。
サクラマカベルは、毎日のヘアケアでくせや広がりを抑えることを目指した商品だからこそ、無理なく使い続けられる価格であることも大切にしました。
そこで一つの基準にしたのが、サロン系シャンプーの相場である1mLあたり10円を超えないことです。
くせ毛や髪の広がりに着目したサロン系シャンプーには、400mL前後で5,000円程度の商品もあります。
それに対してサクラマカベルは、600mLで4,950円(税込)。
1mLあたりにすると、約8.25円です。
さらにサクラマカベルは、水分量を抑えた濃縮タイプとして設計しているため、少量でも泡立ちやすく、1回の使用量の目安は約3mLです。
100mLで約1か月使用できるとすると、600mLなら約6か月分。
つまり、シャンプーにかかる費用は、1か月あたり約825円です。
適量で使えば、一般的なスーパーやドラッグストアで購入するシャンプーと比べても、大きな負担にならない使用コストを目指しました。
毎日きちんと使い続けられることも、商品の性能と同じくらい大切。
だからサクラマカベルは、商品の中身だけでなく、使い続けるためのコストまで考えて価格を設計しました。
ただ、最後の比較表現は、実際のスーパー・ドラッグストア商品の月間使用コストを調べてから最終確定したいです。
カスタマイズ
サクラマカベルでは、使う人の目的や場面に合わせて選べるよう、100mLと600mLの2つのサイズを用意しました。
初めて使うシャンプーに、いきなり何千円も出すことには抵抗がある人もいます。
そこで100mLサイズは、まずサクラマカベルを試してみたい人が、手に取りやすい容量にしました。
また、コンパクトなので、旅行や出張などにも持っていきやすいサイズです。
さらに、サクラマカベルは桜川市から生まれた商品でもあります。
桜川を訪れた人が、**「桜川らしいものを何か持ち帰りたい」**と思ったとき、お土産として気軽に手に取れる価格と大きさにしたい。そんな役割も100mLサイズに持たせました。
一方、気に入って継続して使いたい人には、600mLの大容量サイズを用意しました。
600mLは長期間使うことを考え、浴室という高温多湿になりやすい環境に置かれることも想定しています。
そこで採用したのが、遮光性のあるラミネート素材の密封パックです。
一般的な詰め替えのように中身をボトルへ移し替えるのではなく、内容物が入った密封パックをそのまま専用ボトルにセットする仕組みにしました。
できるだけ空気に触れさせることなく、必要な分だけを吸い出して使うことができます。
サクラマカベルには、植物由来の原料や天然香料である精油なども使用しています。だからこそ、中身だけではなく、できるだけ内容物の劣化を防ぐための対策として、パッケージの構造にもこだわりました。
まず試したい。旅行先にも持っていきたい。桜川のお土産として買いたい。そして、気に入ったら自宅で長く使いたい。
中身そのものを一人ひとり変えるカスタマイズではありません。
使う人の目的や場面に合わせて、サイズだけでなく、その使い方まで考えて商品を設計したこと。
それが、サクラマカベルのカスタマイズの考え方です。
付加価値
はい。この文章なら、大きく変える必要はないと思います。主に誤字と、日本語として少し引っかかる部分だけ直します。
特に「これまで受けつながれてきたものが、未来へ受け継いでいく」は、主語と述語が合っていないので、ここは修正した方がいいです。また最後の一文だけ、前文から自然につながるようにします。
⑭ 付加価値
サクラマカベルで大切にしたのは、くせや広がりを抑え、髪を扱いやすくすることだけではありません。
毎日使うものだからこそ、シャンプーをしている時間そのものを、心地よく楽しめるものにしたいと考えました。
その一つが、泡の質です。
サクラマカベルの泡は、洗顔フォームのようにきめが細かく、弾力のある泡を目指しました。
プロがヘッドスパにも使いやすいような泡の質感を考え、自宅でも美容室でシャンプーをしてもらっているような心地よさを感じてもらえる使用感を目指しました。
香りにもこだわり、天然精油を取り入れています。
髪を洗うことを単なる毎日の作業にするのではなく、天然精油の香りを楽しみながら、バスタイムそのものが楽しみになるような商品にしたい。
それも、サクラマカベルに持たせた付加価値の一つです。
そしてもう一つ、サクラマカベルには、商品をつくることそのものに込めた目的があります。
桜川市は、古くから**「西の吉野、東の桜川」**と称されてきた桜の名所であり、サクラマカベルのモチーフとなった「桜」をはじめ、今も古き良き日本の風景が残る地域です。
しかし、人口減少や、その風景や文化を支えてきた職人の減少などによって、これまで受け継がれてきたものを、未来へ残していくことが難しくなりつつあります。
美容という自分が長年携わってきた仕事を通じて、この地域のために何かできないだろうか。
その思いも、サクラマカベルをつくった理由の一つです。
そして、長野で同様の思いを持って製品づくりをしているアルペンローゼ社にも共感していただき、開発・生産に協力していただきました。
サクラマカベルは、商品を販売することだけを目的としていません。
売上の一部を、桜川をはじめとする日本の美しい風景や文化を未来へ残すための活動に役立てていきます。
髪をきれいにするために選んだ商品が、毎日のバスタイムを少し心地よい時間にする。
そして、その商品を選ぶことが、日本の美しい風景を次の世代へつないでいくことにもつながる。
それも、サクラマカベルが大切にしている付加価値です。
独自の組織体制
サクラマカベルの商品開発は、研究室から始まったものではありません。
出発点にあったのは、美容室の現場で実際に聞いてきた「くせ毛や髪の広がりをどうにかしたい」というお客さまの悩みと、私自身が長年くせ毛に悩んできた経験です。
30年以上美容師として髪に触れてきた経験から、
「毎日のシャンプーとトリートメントで、くせや広がりをもっと抑えることはできないだろうか」
と考え、そこから必要な洗浄成分や毛髪ケア成分、使用感などを考えていきました。
つまり、先に「良い成分」や「つくりたい商品」があったのではなく、現場の悩みを先に置き、その悩みを解決するために何が必要なのかを逆算して考えたのが、サクラマカベルの商品開発です。
そして、その構想を実際の商品として形にする役割を担ったのが、アルペンローゼの研究開発室です。
私が美容室の現場から**「こうしたい」という要望や、配合したい成分を伝え、研究開発室が原料や処方、配合バランスを技術的な視点から検討し、試作品をつくる。**
できあがった試作品は研究室の中だけで評価するのではなく、再び美容室の現場に戻し、私自身や実際のお客さまに使っていただきました。
そこで出た意見を、再び研究開発へ戻して改良する。
現場の悩み → 美容師の経験 → 研究開発 → 試作 → お客さまによる使用 → その声を研究開発へ戻す。
この循環を繰り返して商品をつくったことが、サクラマカベルの開発体制の特徴です。
安心してご購入していただくために
シャンプーは、実際に自分の髪で使ってみなければ分からない部分があります。
どれだけ商品の特徴を説明されても、「本当に自分の髪に合うのだろうか」という不安は残ります。
そこでサクラマカベルでは、最初から600mLの商品を購入していただくのではなく、まず自分の髪で試すことができる100mLサイズを用意しました。
実際に使い、香りや泡立ち、洗い上がり、乾かした後の髪の状態を自分自身で確かめてから、気に入ったら600mLへ。
「自分の髪に合うか分からない」という購入時の不安を、できるだけ小さくすること。
それも、安心してサクラマカベルを選んでいただくために大切なことだと考えています。
新しいアプローチ・イノベーション
くせ毛や髪の広がりに悩んだとき、縮毛矯正やストレートパーマ、毎朝のヘアアイロンなど、さまざまな方法があります。
私自身も美容師として30年以上、そうした技術を使いながら、お客さまの髪と向き合ってきました。
その一方で、ずっと考えてきたことがあります。
「美容室で施術する日だけではなく、毎日行うシャンプーとトリートメントから、くせや広がりをもっと抑えることはできないだろうか」
そう考えるようになった背景には、私自身の体験があります。
これまで数多くのシャンプーを使ってきました。その中に、私のくせ毛を、ほとんどくせを感じさせないほどサラサラな髪に変えてくれるものがありました。
その一つが、今回共同開発していただいているアルペンローゼ社の商品でした。現在は残念ながら廃番になってしまった商品です。
シャンプーとトリートメントだけで、ここまでくせや広がりを抑えることができるのか。
私はその仕上がりに、本当に驚きました。
私はくせ毛なので、縮毛矯正をかけたこともあります。しかし、私が求めていたものは、まっすぐすぎるストレートではなく、自然で柔らかなストレートでした。
まさか、日々のヘアケアで、自分が求めていたような髪に近づけるとは思っていませんでした。
この体験から、
「毎日のヘアケアそのものを見直すことで、もっと髪を扱いやすくできるのではないか」
と考えるようになりました。
そして、かつて使ったアルペンローゼ社の商品を一つの原点としながら、さらに自分の理想に近いシャンプーをつくりたいと、成分についての探究を始めました。
そこから、サクラマカベルの商品づくりが始まりました。
くせ毛の乾燥しやすさに着目し、できるだけうるおいを守りながら洗うことを考える。
毛髪そのものにも着目し、必要だと考えたケア成分を取り入れる。
乾かした後の仕上がりだけではなく、洗っているときの絡まりや指通りまで考える。
さらに、使用する成分はナチュラル志向で考え、中身だけでなく、その品質をできるだけ守るために遮光性のある密封パックを採用する。
そして、特別な日に使うものではなく毎日使うものだからこそ、使い続けられる価格や容量まで考える。
一つの特別な成分や技術だけで、くせ毛の悩みに応えようとしたのではありません。
「毎日のヘアケアそのものから、くせや広がりに向き合う」
その考えを出発点に、洗浄成分、毛髪ケア成分、使用感、容器、容量、価格までを一つにつなげて設計したこと。
それが、サクラマカベルの新しいアプローチです。














