桜川市には、他にはない魅力があります。
熊のいない安心な山、歴史ある真壁の街並み、山をピンクに染めるほどの天然記念物の山桜。
そして毎年多くの人が訪れる「真壁のひなまつり」など、唯一無二の価値を持ったまちです。
ただ、実際に観光の様子を見ているとひとつ気になることがありました。
「人は来ているのに、お金があまり落ちていない」という現状です。
このままだと、町のにぎわいを維持するのが難しくなる。
そう感じて、「桜川市にお金が循環する仕組み」を作る必要があると考えました。
特産物開発という選択
その中で出てきた答えが、新しい特産物の開発です。
とはいえ、一軒の美容室オーナーであり副業マーケターである自分に、本当に価値あるものが作れるのか。
正直なところ、新たな特産物を知識も、資金も、物資も足りないと感じていました。
それでも考え続けた結果、自分が長年関わり続けた「美容分野」なら勝負できるのではないか?と感じました。
美容に関することなら、知識も人脈もある。
これまで積み重ねてきた経験を活かせば、チャンスはあるかもしれない。
そうした一つひとつの要素を積み重ねていけば、
自分でも価値あるものを形にできるのではないか——
そう考えるようになりました。
理想のシャンプー開発の壁
私は、美容師という道を選んだことに理由があります。
高校生の頃、私はくせ毛で硬く、まとまりにくい髪質で、やりたい髪型に出来ずに悩んでいました。
そんな時に美容室で頂いたシャンプーを使ったところ、まとまりのあるサラッとした質感に変わったのです
その体験がきっかけで、「同じ悩みを持つ人の、より力になれるシャンプーを作りたい」と考えていました。
それ以来、多くの美容メーカーと交渉し、共同開発にも取り組んできました。
しかし、そのたびに大きな壁にぶつかります。
こだわりが強すぎて、理想のシャンプーを作れる企業がなかったのです。
多くの企業と交渉を続けた結果、私の理想を叶えてくれそうな、日本を代表する美容系大手の2社の協力を得られました。
アルペンローゼ株式会社との共同開発へ
アルペンローゼ株式会社は、イギリスから「アロマテラピー」を日本に初めて導入した会社で、それを活かしたヘアケア商品を研究開発しています。
展開するブランド【ラカスタ】は、全国の美容室で使われ、美容系雑誌でも高い人気商品として特集が組まれています。またヒルトンや帝国ホテル、また航空会社アメニティとして使用されています。
一軒の美容室が交渉しても 協力を得られなそうな規模の会社ですですが、私は茨城県で初めての代理店になり、そこから20年間の取引が実績となり、特別に共同開発をして頂けることになりました。
桜川市らしさを詰め込んだシャンプー
今回開発したのは、桜の里・桜川市を象徴するヤマザクラをモチーフにしたシャンプーです。
サクラ花エキスを配合し、ナチュラルで人にやさしい成分で構成しました。
そして、髪のクセや広がりをシリコンや油ではなく、アミノ酸とアロマオイルの力で抑えられるシャンプーにしました
そんな“実用性と地域性”の両方を大切にした商品になっています。
すでに手応えあり。評価も上々
現在は試作品が完成し、実際にお客様にも試していただいています。
その反応は想像以上で、すでに予約も入っている状態です。
これまでのシャンプーの価値観を変える可能性すら感じています。
年内デビューへ
正式な完成まではもう少し時間がかかりますが、年内にはしっかりと形にして、世の中に出す予定です。
桜川市の新たな特産物として、町のにぎわいにつながる存在にしていきたいと考えています。














